2023年 GⅡスプリングステークス 全頭診断+買い目

競馬予想

こんにちは

今週はスプリングステークスが行われます。

本命不在感が続き混戦模様のクラシック戦線。

名乗りを挙げる馬は現れるのでしょうか。

逃げ馬多数のレースでどの馬が浮上してくるのか、隊列を予想して有利に運べる馬を中心に狙います。

全頭診断

それでは全頭診断していきます。

グラニット

サウジアラビアRCでは1ハロン11秒台が続くタイトなペースで大逃げを見せて2着。

前走の京成杯は1000m通過62.2秒の息の入るペースで逃げて8着。

1800m通過地点までは先頭集団で粘っていたことから分かるように、完全なキレ負けでの8着。

タイトな流れに持ち込んで道中で後続に脚を使わせれば面白い。

メタルスピード

中山マイルで連勝して重賞挑戦。

直線に向いてから坂でも止まらずに最後まで脚を使えるのは中山に合ってる。

ただしコーナーを回る時に右手前だから、コーナー4つの右回りコースは合うのか疑問。

アヴェッリーノ

12戦目のダート1400m戦を勝ち上がって重賞挑戦。

普通に考えて厳しいと言わざるを得ない。

ベラジオオペラ

2戦2勝の倒した相手が強力で、ここでも人気になるのは納得できる。

しかしここまでの2戦は1000m通過が61.9秒、61.2秒とスローペースからの、上位馬が軒並み上がり33秒台の瞬発力勝負。

中山1800mでそのようなレースになるとは考えづらく対応できるかがポイント。

逆に言えば、ここで好走するようなら一気にクラシックの主役に名乗りを挙げられます。

ウィステリアリヴァ

前走の未勝利戦は12人気を覆す逃げ切りで勝利。

勝ち時計の1:47.6は悪い数字ではないが、今回は逃げ先行馬が多く陣営は控える競馬を示唆。

父ロゴタイプとの親子制覇なるか。

ジョウショーホープ

前走のひいらぎ賞はゴール直前で逃げ馬(シルトホルン)を捉えて勝利。

2走前の東スポ杯2歳Sもゴール直前でシルトホルンを捉えて7着と、なにか良い感じのライバルになっている。

その東スポ杯では1000m通過58.9秒の早い流れを追走して最後まで脚を使えていたことから、ここでも厳しい流れになっても対応はできそう。

ドンデンガエシ

前走はダートを試すもイマイチな結果。

芝で2勝を挙げてはいるものの時計的に物足りなさは否めない。

シルトホルン

前走の1勝クラスは控える競馬で持ち味が出ずに4着。

逃げた時の方が良い競馬をしている気がするが、他にも逃げ馬が多く難しいか。

早い時計にも対応した実績はあるし持ち時計も十分なので自分の競馬に持ち込みたい。

アイスグリーン

前走のあすなろ賞は差し返して勝利。

新潟2歳Sでは直線でラップが加速した瞬間に置いていかれるなど一本調子で走る馬。

そう考えると瞬発力勝負になりにくい中山1800mは合いそう。

ホウオウビスケッツ

新馬戦はワンペースを逃げ切り勝ち、前走のフリージア賞はスローペースを逃げ切り勝ち。

逃げ切りで2戦2勝だけど、内容は真逆のもので対応力の高さが感じられる。

同型が多いのが気になるけど、それを込みでも抑えておきたい一頭。

オールパルフェ

朝日杯FSのハイパースで投げて6着に粘った走りは見事。

マイラー感のある走りをするため初の1800mは少し不安。

とはいえ父リアルスティールは1800mを得意にしていた馬だけに初の1800mで覚醒したりして。

シーウィザード

安定した先行力からワンペースで走る馬でスパッと切れる脚はない。

中山の1800mは合いそうだが勝ち切るまではどうか。

スピード決着にならなさそうな馬場は歓迎。

トーセンアウローラ

レースレベルはさておき、前走は重馬場の未勝利戦を圧勝。

馬場がどこまで回復するかにもよるが、重馬場で他の馬が苦戦するようなら浮上する可能性あり。

パクスオトマニカ

前走は1000m通過60.7秒の絶妙ペースで1800mを逃げ切り勝ち。

2走前の葉牡丹賞(2000m)は1000m通過60.0秒で6着。

ワンペースで淡々と逃げる方が合いそうで、皐月賞よりもここでの勝負気配はありそう。

セブンマジシャン

前走の京成杯は4コーナーで勝ち馬が外に寄れた煽りを受け、直線で加速し始めたところで2着馬が寄れてきて進路を失う不完全燃焼の競馬。

あれだけの不利を受けながら止まらないで3着まで押し上げたのは立派。

逃げ先行馬が多く内でごちゃつくことが想定されるため、外から差してこれる枠は歓迎。

ハウゼ

中山で好走を続けていて穴人気している感じ。

安定して先行することができていて折り合いも良いが直線での伸び脚はジリジリといったところ。

ごちゃつきそうな内を避けて走れる枠だが、外を回して勝てる程の力があるかというと疑問。

しかし鞍上の岩田騎手が大人しく外を回すとは考えられず難しい。

展開予想

全頭診断で分かったように逃げ先行馬が多いレースです。

隊列は以下の通りに予想。

→→→→→→→→→→→→→→→→→

 15 13 12 16 14

7  9  6  8  11

3  2  5  4  10  1

→→→→→→→→→→→→→→→→→

逃げるのはグラニット。

アサマノイタズラで重賞初制覇を逃した嶋田騎手の思い切った騎乗が見れるでしょう。

2列目はテンの速さからホウオウビスケッツ、オールパルフェ、パクスオトマニカ。

3列目はベラジオオペラ、シフトホルン、ハウゼ。

その後ろは枠なりに隊列が決まります。

1コーナーまでが短いので外枠の馬が内に切れ込むのは難しく、逆に荒れた内を避けたい内枠の馬が外に出すのも難しい。

枠並び通りのレースになると予想します。

飛ばすグラニットを追ってペースは流れ、1000m通過59秒台と予想。

直線の入口では逃げ先行馬が垂れてきて内が渋滞し隊列がバラけ始める。

その間に後方から外を走った馬が上位に進出。

内で進路を確保するロスと外を回すロスの戦いになります。

こんな展開でどの馬が台頭するのかは、最後の買い目コーナーで予想します。

本命はセブンマジシャンです。

前走は致命的な不利を受けながら馬券内に好走。

スムーズなら勝てたかと言うと微妙ですが重賞で勝負になるだけの力は十分あります。

恐らく外を回す競馬になりますが、今回は内がごちゃつく可能性が高く自分のペースでスパートを掛けられる馬が有利と見ます。

3走前には重馬場で圧勝した実績もあり、雨が残る影響も問題なし。

安定感を考えても軸に最適な一頭と見ます。

前走で賞金加算も出来なかったため、ここは仕上がりも万全と予想します。

対抗はホウオウビスケッツ

速いペースで逃げたレースで押し切っており心配能力が高い。

今回は逃げないと思われるが、グラニットの外を回す形で早めに動き始めればごちゃつきに巻き込まれずに走れるはず。

2番手の外目を取れそうな枠並びはアドバンテージ(オールパルフェに被せられないように…)

3番手はパクスオトマニカ

2走前の葉牡丹賞は残り100mまで先頭で粘っており時計も優秀。

同型が多いですが、この馬も外の前目を確保できればごちゃつきは避けられるはず。

ホウオウビスケッツと共に前で残る馬として予想に入れます。

穴でシーウィザード

スローの瞬発力勝負やスピード決着になると厳しいが、ここはそうはならなさそう。

外をダラダラと走って馬券内になだれ込んでくれたら美味しい一頭。

以下抑えで、思い切った逃げで何かが起きるかもしれないグラニット、大物候補ベラジオオペラ、勝負根性が抜群のアイスグリーン、GⅠでも好走したオールパルフェまで。

内枠の馬は4コーナーでのごちゃつきに巻き込まれる可能性を考慮して評価を下げています。

逃げればごちゃつきも何もないグラニットと、能力が高そうで上手くポジションが取れる可能性のあるベラジオオペラだけは抑えておく。

今年のクラシック戦線は一度負けて評価を落とした馬の再浮上が多いため、これに該当するのはセブンマジシャンと考えています。


買い目

単勝

15

馬連(3点)

15ー10,12,14

3連複フォーメーション(15点)

1列目:15

2列目:10,12,14

3列目:1,4,9,10,11,12,14



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