2023年 GⅡ阪神大賞典 3強の優劣について

競馬予想

こんにちは。

阪神大賞典はボルドグフーシュ、ジャスティンパレス、ディープボンドの3頭に人気が集中していますね。

まさに3強といった構図ですが、馬券を購入するにあたっては優劣をつけなくてはなりません。

3頭とも阪神3000mでの好走歴がありコース適性も疑うことができず悩ましいレースになっています。

3頭の買い材料と不安材料を分析して、最後に優劣をつけて行きます。

ボルドグフーシュ

菊花賞、有馬記念で2着。

京都新聞杯、神戸新聞杯で3着。

惜敗続きにピリオドを打ちたいのがボルドグフーシュ。

後方から捲って直線で押し上げる競馬が持ち味。

そう考えると最内枠はどうなのでしょうか。

その点は、おそらく3コーナーまでで脱落する馬も出てきて隊列はバラけるから、外に出すのも内から押し上げるのも可能と見ます。

買い材料

なんといってもハンデに恵まれました。

ディープボンド58kg、ジャスティンパレス57kgに対して、ボルドグフーシュは56kg。

重賞を勝っていないから当然ではありますが、有馬記念で大きく先着した2頭より軽いハンデは恵まれたと言って良いでしょう。

不安材料

川田騎手は不安材料です。

もちろん日本のトップジョッキーであることは間違い無いのですが、長距離となると話は別です。

3000m超えの長距離重賞での成績は(1,2,4,34)と川田騎手にしては悲惨なものです。

勝ちきれない馬に長距離が苦手な川田騎手。

これは危険な人気馬と呼んでしまいたくなります。

どこまで行っても勝ちきれない馬っているもので、最近だとカレンブーケドールやエタリオウがいます。

ここで勝ち切ることが出来ればその先の名馬への道が拓けるのですが。

ジャスティンパレス

ディープインパクト産駒のジャスティンパレス。

2022年のクラシック皆勤賞でGⅠ制覇まであと一歩の馬です。

対ボルドグフーシュでは負け越しており逆転を目論みます。

買い材料

今回のスローペースになりそうなメンバー構成は大きい。

逃げるのはアフリカンゴールドでほぼ確定。

折り合い難のアイアンバローズが追っていくかもしれませんが、その後ろはスローペースになることが濃厚。

先行力のあるジャスティンパレスは逃げ馬から少し離れた3番手を取れると思います。

スローからの瞬発力勝負になればディープインパクト産駒の血が騒ぐでしょう。

不安材料

そもそも長距離馬なのか疑問ではあります。

強い競馬で圧勝した神戸新聞杯に比べると、菊花賞と有馬記念でのパフォーマンスはやや物足りませんでした。

長距離レースでは爆発力に陰りが見られるのが気掛かりなところ。

そして良馬場と言ってもやはり昨日の雨で時計は速くならなさそう。

ここよりも高速決着になりそうな改修後の京都競馬場で行われる天皇賞春の方が面白そう。


ディープボンド

3連覇を狙っての出走になります。

有馬記念からのローテーションは昨年と同じで不安はないでしょう。

58kgの斤量も昨年経験しており勝っています。

和田騎手とのコンビ復活も心強く、勝負どころでの仕掛けなども不安はないでしょう。

買い材料

昨日の雨が少し残った馬場はこの馬にはプラス。

一昨年は重馬場で5馬身差の圧勝。

稍重の天皇賞春で2着。

高速決着では若い馬に劣勢ですが、重い馬場で若駒が苦戦するようならディープボンドが浮上します。

ジャスティンパレス同様にスローペースになるのは歓迎で外枠も自分の動きたいタイミングで動けるからプラス。

ロングスパート勝負に持ち込めば粘り腰は定評のあります。

不安材料

スローペースでキレ味比べになるとジャスティンパレスには劣ります。

ジャスティンパレスのルメール騎手は上手いことギリギリまでスパートをかけないでしょう。

ロングスパートの持続力勝負になるとボルドグフーシュと並ばれる前に押し切らなければなりません。

川田騎手は強気になるジョッキーで早めに動いてくることが想定されます。

どちらにしても和田騎手の仕掛けどころが難しいです。

前と後ろの両方を警戒しながら仕掛けることができるか、手腕が問われます。


まとめ

さて、3頭の買い材料と不安材料を述べましたが、どのように優劣をつけるか発表します。

◎ジャスティンパレス

○ディープボンド

▲ボルドグフーシュ

本命はジャスティンパレスです。

ボルドグフーシュに2戦続けて先着されているけれどもどちらも情状酌量の余地あり。

菊花賞は4コーナーで進路がゴチャついて一度ブレーキをかけてしまい、その間にボルドグフーシュに並ばれてしまったレース。

その後よく再加速してゴールまで伸びていました。あのブレーキがなければ勝っていたかもしれません。

有馬記念は出遅れ気味のスタートから無理やり出して行って内から先行したものの、結局内と先行馬が総崩れのレースで伸びきれず。

大出遅れのジェラルディーナが大外を回して3着に突っ込んでくるような後方外有利の一戦で展開負けの部分もあったのかなと思います。

ハンデが気になりますが、勝ちきれないボルドグフーシュよりも頭で狙いたい一頭。

対抗はディープボンド

仕掛けどころが難しくなりそうですが、あまり他馬のことは考えずに自分のペースでロングスパートをかけて欲しいところ。

有馬記念の負けはジャスティンパレス同様に先行馬総崩れに巻き込まれたもので、ある程度は仕方なかったと考えます。

ただし、ジャスティンパレスみたいなチグハグな競馬はしておらず純粋に負けてしまったという部分を考慮して対抗評価とします。

3番手がボルドグフーシュ

ハンデに最も恵まれており、なおかつ有馬記念で大きく先着した2頭より評価を下げるのは悩みました。

しかし先述の通り、有馬記念は展開面でジャスティンパレス、ディープボンドよりも恵まれた感があること。

そして騎手を考慮して評価を落としました。

最内枠からどのように得意の捲り戦法を繰り出すのか、もしかしたら強気に先行するのではないか、そうするといつもの脚は使えるのか、スローペース濃厚なメンバーで後方からだと届くのか、、、

などなどいろいろ考えると今回一番乗り難しいのがボルドグフーシュだと思います。

長距離が得意な騎手なら良いのですが、苦手な騎手となると、これだけの課題を克服するのは簡単ではないと考えました。

馬は間違いなく強いし、川田騎手は疑いようのないトップジョッキーなので粗探しですが(笑)

買い目

3連複(5点)

3ー13ー1.2.4.7.8

3連単(2点)

3→13→1

3→1→13

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