2023年　GⅠ桜花賞予想（全頭診断、印、買い目）

競馬予想

こんにちは。

今週はGⅠ桜花賞があります。

ついに2023年クラシックが開幕です！

桜花賞の傾向

桜花賞は阪神1600m外回りということで、長い直線のワンターン競馬になります。

かつてはハープスターやアーモンドアイのような大外一気の追い込みが決まっていましたが、近年はソダシやウォーターナビレラのようにイン前を上手く立ち回った馬の好走が目立ちます。

近5年の馬券内好走馬を見てみます。

近5年の馬券内好走馬

1着2着3着
2018年アーモンドアイラッキーライラックリリーノーブル
2019年グランアレグリアシゲルピンクダイヤクロノジェネシス
2020年（重）デアリングタクトレシステンシアスマイルカナ
2021年ソダシサトノレイナスファインルージュ
2022年スターズオンアースウォーターナビレラナムラクレア

特に近3年の好走馬は先行するか内を突いた馬が多いことが分かります。

近3年の好走馬で外を通ったのはデアリングタクトとサトノレイナスのみです。

次に人気を背負って馬券外に敗れた馬を見ていきます。

人気で馬券外に敗れた馬

2018年
2019年ダノンファンタジー（1人気6 4着）
2020年（重）サンクテュエール（3人気6着）
2021年メイケイエール（3人気18着）
2022年サークスオブライフ（2人気4着）ナミュール（1人気10着）

昨年は内を突いた馬が上位を独占する中、サークルオブライフが外から追い込むも4着まで。

1人気を裏切ったナミュールは次走のオークスで3着に巻き返しています。

メイケイエールは気性的な面での自滅と言って良さそうです。

サンクテュエールはイン前で運んで敗戦。結果論ですが過剰人気だった感じですね。

特に昨年、これだけイン前が有利になっているのは京都競馬場の改修工事によるスケジュールの変更など様々な原因がありそうです。

今年も土曜日の阪神牝馬Sを見る限り、イン前有利は間違いなさそうです。

全頭診断

それでは今年の出走馬の全頭診断に移ります。

ブトンドール

マイルよりスプリントが合うのは間違いないが、フィリーズレビューの走りを見る限りギリギリ許容範囲。

去年のナムラクレアのように最内をロスなく立ち回れば上位に食い込む可能性も。

ただし当時のナムラクレアよりも実績が乏しく、もたれ癖も気になる。

ライトクオンタム

シンザン記念を使った牝馬は桜花賞での好走が目立つ…ということで人気になっているのかオッズ的な妙味はイマイチ。

新馬戦は逃げているがスローペースで押し出されて逃げただけで、逃げてヨシ、差してヨシ。

この枠だとある程度のポジションを取らないと厳しそう。

リバティアイランド

抜けた1番人気になっている2歳女王。

阪神JFは外を回す競馬で勝ったが、今回はこの枠からどうするのか。

下げて外を回すようだとトラックバイアスに流される可能性があり、内を突くと進路がなくなる可能性がある。

ドゥアイズ

どうも勝ちきれない競馬が続いているが、それは昨年のスターズオンアースも同じ。

先行力もあるため、モズメイメイの後ろに付けて人気馬よりは前のポジションを取れそう。

同じ相手に負けたことがない馬で、ここもリバティアイランドとハーパーに逆襲したい。

ハーパー

クイーンカップは直線で不利を受けながら伸び続けて優勝。

最後の伸び脚は物足りないように見えるが一定の力はありそう。

リバティアイランドよりも前で競馬をしたい。

モズメイメイ

チューリップ賞を逃げて勝利。

ドスローに落として超前残りを演出した武豊騎手の手腕が光ったレース。

そう考えると乗り替わりはマイナスと言わざるを得ない。

コンクシェル

中山マイルを大外枠から好走したのは立派。

ここで通用する脚だったかというと微妙だが、脚質不問なのは強み。

キタウイング

マイル重賞を2勝している割に人気がない。

前走はドスローの前残りで直線も進路がなくてどうしようもないレース。

前がポッカリあけば突き抜けてくる可能性は十分ある。

コナコースト

エルフィンSもチューリップ賞も展開に泣かされている。

チューリップ賞で1番強い競馬をしたのは間違いなくコナコースト。

前の良いポジションを取れればチャンスはある。

エミュー

道悪のフラワーカップを使った疲れが残っていないか心配。

恵みの雨になるかと思ったけれど良馬場になってしまいそう。

フラワーカップのような大味な外差しでは厳しいレースになりそう。

シンリョクカ

阪神JFの2着はマグレではない強い走り。

速い流れを楽に追走して馬群を縫って上がってきた。

ぶっつけでも問題はなさそうで、上位争いの権利あり。

シングザットソング

ハイペースのフィリーズレビューを前々から押し切った内容は強かった。

マイルでの実績もあり、エルフィンSでは前残りを後方から差して3着。

人気はないけれど実力は一定以上と見る。

ドゥーラ

チューリップ賞は直線で進路がなくなって大敗したが、前が空いてれば少しはやれていたと思う。

後方からの競馬がデフォになっているが、元々は先行力もある馬。

ここまで人気が落ちるなら狙いたい。

ペリファーニア

チューリップ賞3着からの臨戦。

前残りの展開に乗じての好走だった感は否めない。

引退した兄エフフォーリアの分も頑張って欲しい。

ジューンオレンジ

フィリーズレビューは出遅れてしまうも、ハイペースの前崩れに助けられて3着。

外枠からの差し競馬は厳しい。

ムーンプローブ

おそらくマイルよりもスプリントが合う馬で、最短ルートを走れる内枠が欲しかった。

この枠だと前に壁を作れないため折り合いに不安が残る。

ラヴェル

リバティアイランドに先着した唯一の馬。

阪神JFの大敗は出遅れもあったが、速い流れになると脚が溜まらないように感じる。

そうなるとGⅠでは厳しいか。

トーセンローリエ

アネモネSは正攻法の競馬で優勝。

1:33.8というタイムはアネモネS史上最速。

強みを活かすためにも内枠が欲しかった。


印

本命はドゥアイズ。

勝ちきれない競馬が続いているが、崩れることもなく走っている。

周りの人気馬よりも出脚が速いため、イン前での競馬が叶いそう。

モズメイメイの後ろを取れれば激アツ。

内枠を捌くのが上手い吉田隼人騎手も心強く、2年前のソダシのような競馬をしてほしい。

対抗はコナコースト。

展開に泣かされるレースが続いて勝ちきれていないが、末脚は確かなものがある。

中段くらいにつけて終いの脚を活かしたい。

3番手はドゥーラ。

ここまで人気がないのなら抑えたい一頭。

前々走は出遅れ、前走は挟まれる不利と敗因は明確。

札幌2歳Sでは先行する競馬でドゥアイズにも勝っている。

穴でキタウイング。

重賞2勝馬なのに人気がなさすぎる。

今まで通り内で脚を溜める競馬からの前が空くか空かないかのギャンブル騎乗をしてほしい。

以下抑えで、2歳女王リバティアイランド、前走◎に先着のハーパー、阪神JFはマグレじゃないシンリョクカ、展開が向かなかった前走を勝ち切ったシングザットソングまで。


買い目

単勝

4

ワイド（3点）

4－8,9,13

3連複フォーメーション（15点）

1列目：4

2列目：8,9,13

3列目：3,5,8,9,11,12,13

チューリップ賞から1頭来るだろう…的な買い方です(笑)

吉田隼人騎手、ソダシと思って乗ってくれ！

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